Q & A
Q.保険を使って鍼灸治療は受けられますか?
A.当院では保険の取り扱いはおこなっておりません。実費治療のみとなっております。
現在鍼灸において保険適用が認められている症状は、
〇神経痛
〇リウマチ
〇腰痛症
〇五十肩
〇頸腕症候群
〇頸椎捻挫後遺症
〇その他慢性的な痛みのある疾患
で保険者が認めたものと定められています。
保険の適用には、医師の同意が必要となります。
Q.治療した後お風呂に入れますか?
A.治療後2時間ぐらいすると、温熱刺激が充分に全身に入ります。通常はその後は入浴して問題ありません。
施術方法によって、あるいは患者さんの体質を考慮しその日の晩には入らない方がよいと判断する場合もありますので、施術後の入浴に不安があるという方は、施術時にご相談ください。
Q.鍼(はり)は痛くないですか?
A.「はり」というと縫い針や注射針を想像される方が多いようですが、
基本的に、鍼灸に使われる鍼は痛くありません。
時々蚊に刺されたような「チクッ」とした感覚がありますが、皮下の感覚神経が過敏な所(毛根など)や血管に鍼先が当たった場合に感じます。
痛いときはすぐに打ち直しますが、痛みを全く感じることなく、鍼が入ってしまうことがほとんどです。
鍼の太さは、0.14mm~と非常に細く髪の毛の太さより細いものもあります。
鍼は患者さんの体の状態によって長さや太さを使い分けておりますので不安な方はご相談下さいませ。
Q.妊娠中ですが治療はできますか?
A.妊娠中のつわりや、腰痛などにも鍼灸は有効です。
Q.クセ(習慣)にならないですか?
A.クセ(習慣)になることはありません。
症状が改善されればそういったものを要求しませんので、ずっと続ける必要はありません。
良くなった状態を認識することで、不調になってきたときの徴候を早く感じられるようになりますので、早期対処に役立てると思います。健康維持のため、定期的に続ける方もいらっしゃいます。
Q.副作用はありますか?
A.鍼灸施術は、患者様一人一人に合った治療をする、個人のその日の体調・体型等を踏まえたうえで治療しますので副作用が起こる心配はありません。
初めての方など、鍼や灸の刺激が多すぎると一時的に身体の症状を変化させる為、びっくりして体が重くなったり、火照るような感じが出たりする事がありますが、長くとも一日もしくは二日で取れます。
ほとんどの場合、治療を受けた後にゆっくりと体を休めていただければ改善されます。
Q.どのような服装が良いですか?
A.施術は症状のあるところだけでなく、そこから離れた手足のツボを使って行うことがあります。
それらの反応を見やすいように、手足やつらいところの肌が出しやすくリラックスできるような服装が理想的です。
Q.鍼で病気は感染しませんか?(肝炎やエイズ等)
A.鍼はディスポーザブル鍼(ディスポ鍼)といわれる使い捨ての鍼を使用しております。
ディスポ鍼は工場でガス滅菌等の処理をされており、治療寸前の開封まで完全にクリーン(無菌)な状態です。
鍼を持つ手指や刺す部分も消毒し、鍼をする部位も消毒しますので心配ありません。
Q.お灸は熱くないですか、また痕は残りませんか?
A.お灸にも施術の方法がいくつかありますが、当院が使用しているお灸では、肌と艾(もぐさ)の間に空気の層があり火が直接肌に触れるものはありませんので、ヤケドの心配がなく安心して施術を受けていただけます。
また、ご自宅でも使用できる塩灸は熱源の艾と肌の間に塩があるものですので、程よい熱を感じられ安全にご利用頂けます。
Q.鍼は何に有効ですか?
A.鍼灸の適応症には肩こり、腰痛、関節痛などの筋骨系疾患の他に、神経系疾患や内科系疾患にも効果があるとされています。
国連のWHO(世界保健機関)では鍼灸治療の適用症として49疾患を発表しています。
Q.鍼は毎日した方が効くのですか?
A.鍼の目的は刺激によって身体の調子を整えることですが、患者様の消化力や体力に応じて、適度な刺激の量や質、時間を考慮にいれると、間隔をあける方がいい場合もあります。
また、症状などによっては毎日施術する場合もありますので、より良い効果を見出せるように相談しましょう。